2008年01月01日

第10回 出産・子育てをキャリアにするという生き方

<第十回研修会>
会 期:2007年2月15日(水) 10:00~11:30
会 場:アイセル21
講 師:大葉 ナナコ先生(バースコーディネーター、バースセンス研究所 所長)
テーマ:子育てサポーターの活動
演 題:出産・子育てをキャリアにするという生き方


以下、講演修了後に報告資料を掲載します。


講演会エビデンス、現在、作成中ですが、講座の受講生(ママバディ)が
お話の内容をまとめましたので、以下に明記しておきます。

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【ご自身の価値観について】
・オーディションで選ばれることを通して、選ばれなくてもよしと思える「自己肯定観」がある。
・仕事を通して、また個人的に海外へ行くことで、すべての食べ物は「いのち」を頂いている事、と実感した。
・現実を伝えるには、正しく、楽しい未来を見通せる情報として伝える必要性を痛感している。
・自分に経験があり、多少でもできることをプロとして仕事へ繋げていく努力が大切である。
・「すべての偶然は必然」「ノックすれば扉は開かれる」
以上を感覚・感性として身につけた。

【自身の出産について】
 22歳(1980年)で第一子を助産院で出産。信頼できる助産師との出会い。いい出産を体験した。
 第二子出産は病院。病院へバースプランを提出。院長室の扉をたたく。
 第四子はアクティブバース。仰向けにならず、引力を利用する出産。
 私が産みたいように産む。赤ちゃんが生まれたいように生まれる、を実感。

【自身の出産を通して】
 女性自身のボティシステムの緻密さを感じ感動した。
 産みゆくことを楽しめるメッセージを発信したい。
 妊娠・出産・育児を通して、事前に知っておけば余計な不安や恐れを感じずにすんだであろう情報の多さに気がついた。安心して妊娠・出産・育児に臨める為にも、妊娠前出産準備教育のプロである「バースコーディネーター」の勉強を始めた。自分が必要と思うことは、同じように必要としている人がたくさんいる。

【誕生学協会を発足(2005年8月)】
 バースコーディネーター、カウンセリング、助産師とお産の勉強を続ける中で、「出産は自然に」という狭義感情論ではなく、普遍的な身体論、生態論にも通じる経験であることを再確認し、これを学問として専門的視点をもってとらえなおしたいという考えから発足した。


【お産とは】
・子どもの誕生、子どもは未来の大人、未来の大人を家庭に迎え、自立したひとりのしあわせな大人に育てる。
・しあわせな大人(親・自分)の姿、生き様をこどもに見せること。
・自分のいのちがしあわせかどうか、他人のしあわせをいかに育むか、を問う。

【いのちを産んだ女性とは】
・いのちの力を知る人、からだの力を知る人、心の力を知る人、子どもを信じる人、親子の絆を創る人、夫婦の絆を創る人、縦糸を創る人。
・「祈る」(念を込める)というのは、いのちを産んでから本格的に始まる。

【母となった女性は知っている】
・人生の始まりはとても小さい、人は一人では生きてゆけない、からだは人生を守るようにできている、地球上の誰もが愛されているから今生きている。

【出産・育児で学べること】
・受け入れること、待つこと、包むこと、許す(ゆるめる)こと、信じること。
・人は誰でも自分でできること、できるようになることに喜びを感じる。
・人から愛されたい、認められたい(自己信頼)、という欲求が満たされることで、自分で自分を愛することができる(自愛心)。自愛心が育って、人(他人)を愛することができる。
・生まれてきた赤ちゃんが自分は愛される存在であることを保障するのが育児。愛される存在であると思えることで、「自己肯定感」が育まれ、自分を愛し、他人を愛することができる。

【産後からの自分磨きの意味】
・母親は自分の人間性を磨くこと、と同時に子どもを含めた家族の中で、甘えあい、支えあう経験を積み重ねることが大事。

【甘えあい、支えあえる家族】
・子どもを愛するには、まず母親が自分を愛さなければならない。その前に母親である自分も誰かに愛され認められている、という実感がもてること。
・自分自身の根に水を注ぐこと。自分の水で足りなければ、家族にも注いでもらう。信頼して助け合う関係。

【すぐに始めよう自分磨き】
・一日15分だけでも自分の時間を持つ。
・「○○をしている自分が好き」それが、才能であり特技である。才能・特技をプロ=玄人に進化させる。
・週一回、月一回でもスキルアップのセミナー、研修会、講演会に通う。
・自分のスキルアップの資金は自分で稼ぐ。
・1年後3年後5年後の夢計画(ビジョンシート)を作成する。見えるところに貼ることで自分の意識を高める。

【出産子育てはキャリアになる】
・「縦糸」の仕事が次世代を産み、誕生の喜びをつないでいく仕事だとすると、「横糸」の仕事は今を生きる人々を幸せにしていく仕事。縦も横も絡み合って多くの幸せが紡いでいける。
・ペースダウンに思えるが、キャリアダウンにはならない。人を育てたキャリアは社会的な信頼を得る。

※ 質疑応答
 
―質問―
夫も育児に参加したくても、今の社会状況では多くの時間が会社に拘束され、夫婦揃って幸せな育児なんてできない。どうしても専業主婦の私に育児の時間の多くがのしかかる。そんな社会の仕組みはおかしいと思っていて、なんとか変えて行きたいのだが、どうしたら変えていけるか?

―答え―
仕組みは、どこを見渡してもない。また、この仕組みをどこか外国からポンと持ってきて、今の日本にあてはめる、というのもそぐわない。夫婦揃って出産・育児を楽しめる仕組みを創ることこそ、今の時代に子育てをしている私たちの世代の、次の世代への宿題だと思ってほしい。誰かがやってくれるものでもない。まず仲間を作って、声をあげて行きましょう。


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Posted by mamabuddy at 04:37│Comments(0)子育て講演会
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